墓石に刻まれる家紋について

墓石に刻まれる家紋について
墓石は上から順に家の名前が決まれている竿石、家紋が刻まれている上台や中台、下台など複数のパーツで構成されているのが特徴で、これらを総称して墓石と呼びます。他にも、お墓の周りを囲む石垣のことを玉垣と呼び、灯火により先祖を供養するための灯篭も欠かせません。灯篭は、ご先祖様などが自分たちに会いに来るときに迷わず来ることができるようにするための目印であり、墓石の左右もしくは右側に1基起きます。なお、家紋は個人や家族を識別するために使用される日本の紋章などのような意味があり、日本の中では構造的な類似性に基づき241種類の分類があるといいます。血統や元の帰属勢力の形でいくつかのグループに分類ができる、それぞれ代表的な紋とバリエーションで構成される、各地の豪族が新しく創出した紋が現代まで伝わるなどの特徴を持ちます。自分の家の紋が分からない人も多いかと思われますが、彫刻があるのでお墓参りをしたときに墓石を見ることで確認できるでしょう。
墓石の石材費の目安とは?気になる相場について
墓石というと何かとお金が掛かるイメージですが、基本となる石材費は特に目安の相場が気になるのではないでしょうか。石材費は2m2でも最低10万円台半ばが目安で、3m2となると20万円台、4m2なら30万円台とアップします。つまり墓石は大きさで基本的な費用が決まりますから、予算によって選べる大きさは限られますし、無理のない範囲で選択するのが望ましいです。余談ですが、外枠工事や基礎工事、撒き砂利などの作業も面積で変わってきますから、大きさによって総額が大きく左右されます。これは石の価格だけを算出しても、墓石全体の価格は分からず、他の費用も計算して始めて全体像が見えてくることを意味します。シンプルな形状の墓石なら確かに目安の通りですが、立派で複雑な形状となれば、使用する石材が増えるので価格も上がります。だからこそ複数の専門店に同一条件で見積りを出してもらい、比較して安いお店を検討するのが賢明ではないでしょうか。